富山店 ブログ

LA BETTOLA 富山店の従業員が店内、厨房、事務所で日々起こる出来事を紹介!

乱雑に切り刻む!

カテゴリ:
2015年1月29日

 

どうやら富山は今週末から再び雪に見舞われるらしいですね。

 

積雪量に比例して、どうしても外出したくなくなるものです。

 

けれど、LA BETTOLA da Ochiai Toyamaでは寒さに耐えてまで来て良かったと思って頂ける様なサービスと料理で皆様を御待ち申し上げております。

 

今回も料理の御紹介。

 

【トリッパ】という言葉、此のブログを読んで下さっている皆様には最早親しみすら覚えていらっしゃるかと思います。

 

そう、牛の第二の胃の事です。

 

其れでは【ギアラ】は如何でしょうか?

 

トリッパが第二の胃なのに対して、ギアラは第四の胃の事で、ランプレドットと呼ばれる事もありますね。

 

いずれもイタリアではポピュラーな牛モツであって、主に煮込み料理の食材として親しまれています。

 

LA BETTOLA da Ochiai Toyamaではメインディッシュとして提供する事が多かったのですけれど、今回はパスタに仕立てました。

 

其れが此方。

 

とりまる.JPG

 

【トリッパとギアラ、チリメンキャベツと菜の花のマルタリアーティ】です。

 

チリメンキャベツや黒キャベツ、プチヴェールや香味野菜と一緒にじっくりと柔らかに煮込まれた牛モツ。

 

菜の花のほのかな苦味やドライトマトの酸味、レモンピールの爽やかな余韻が織りなす絶妙なマリアージュ。

 

合わせるパスタは【マルタリアーティ】。

 

イタリア語で【乱雑に切り刻む】といった名前の通り、シート状の生地をカッターで切り刻んだ形状のパスタです。

 

とりまる2.JPG

 

勿論、作る際は乱雑どころか、実に丁寧に真心を込めて作っていますよ。

 

此方のパスタ、Cena(Dinner)限定での御用意なのですけれど、極稀にPranzo(Lunch)でも出現します。

 

昼夜問わず、イタリアを感じたい方は是非とも試してみて下さい。

 

皆様の御来店をスタッフ一同御待ち申し上げております。

 

追記。

 

茹でる前のマルタリアーティの画像を載せておきますね。

 

マルタリソロ.JPG

 

 

ページトップへ

通し名は『てもみみがー』。

カテゴリ:
2015年1月25日

 

今回は新作のパスタを御紹介。

 

てもみみがー.JPG

 

豚タンと豚耳、ピスタチオを練り込んだイタリアのモルタデラハム、またチリメンキャベツやトマト、ジャガイモやルッコラといった彩り鮮やかな野菜を合わせた一皿。

 

仕上げに特製のグリーンソースをかけています。

 

ルッコラのシャキシャキとした食感に加え、豚耳のコリコリとした食感も愉しい此方のパスタ、実はパスタにも一工夫。

 

先ず、生地は卵を練り込んだオリジナルの配合。

 

其の生地を以前に紹介したキタッラを用いて成形する訳ですけれど、出来上がったパスタを何と手揉み。

 

此れに拠って、北海道ラーメンの様な縮れたパスタに仕上がります。

 

手揉みパスタがソースとどの様に絡まり、如何なる喉越しや食感を生み出すのか、其れは皆様の舌で確かめて頂けたらと思う次第です。

 

皆様の御来店をスタッフ一同御待ち申し上げております。

 

追記

 

パスタ単体の画像も入手したので載せておきますね。

 

てもみ.JPG

ページトップへ

YA・GA・RA★

カテゴリ:料理
2015年1月21日

 

今回は以前に御好評頂いた『巨大生物』シリーズの第2弾ですよ。

 

突然ですけれど、皆様は『やがら』を御存知でしょうか?

 

不逞を行う人を指すスラングじゃあありませんよ。

 

実は魚の事なのです。

 

見た目が奇抜なので、一度見たら到底忘れる事は叶わないかと思います。

 

今回紹介する巨大生物は其のヤガラ。

 

元々小さい魚ではないのですけれど、今回は特に大きかったので紹介しますね。

 

其のヤガラの姿が此方。

 

やがら.JPG

 

長い・・・・・・其の一言に尽きますね。

 

当店の超大型ソムリエの馬場さんと比較しても其の大きさが御解り頂けるかと。

 

馬場さんが真顔な事もあって、なかなかシュールな画像です。

 

此のヤガラ、口はほとんど開かず、スポイト状になっています。

 

また3分の2が口と尻尾なので可食部は非常に少なく、グラムで換算したならば超高級魚ともいえますね。

 

見た目とは裏腹に、綺麗な白身で、味も上品です。

 

一般的に大きいと大味に見られがちですけれど、大きい程に美味しいという特徴があります。

 

此のヤガラ、身はカルパッチョに。

 

やがらかるぱちょ.JPG

 

そして、骨は出汁となり、紅ズワイガニと甘海老のゼリー寄せに使用されました。

 

紅ズワイと甘海老のゼリー寄せ.JPG

 

勿論、ヤガラだけでなく、LA BETTOLA da Ochiai Toyamaでは魅力的な食材を多数揃えております。

 

皆様の御来店をスタッフ一同御待ち申し上げておりますよ。

ページトップへ

1月の空席情報です!

カテゴリ:店舗情報
2015年1月16日

1月の空席状況をお知らせいたします。

 

 

今月は比較的【ランチ】13:30の回や【ディナー】月曜日や木曜日が空いていますので、

1席でも空いておりましたら、ご紹介しております!

 

【ランチ】 *11:30または13:30の二部制です

1/19(月)    1/21(水)      1/22(木)      1/23(金)       1/24(土)

 

【ディナー】

1/18(日)     1/19(月)      1/23(金)      1/26(月)   1/28(水)    1/29(木)

 

 

ちなみに1月の落合の富山店出勤日は、1/23(金)、1/24(土)です。

 

誠に申し訳ありませんが、1/24(土)のディナーは貸切のご予約をいただいておりますが

1/23(金)のランチとディナーはまだまだお席がございます。

 

 

寒い季節にぴったりの新作もどんどんご用意しております☆

LA BETTOLA da  Ochiai  Toyamaのお料理で、心も体もぽっかぽかになりませんか?

落合をはじめ富山店スタッフ一同、みなさまのご来店を心よりお待ちしております♪

ページトップへ

O-den.

カテゴリ:料理
2015年1月15日

 

寒さが深まるにつれて、温かな料理が恋しくなるのは当然というものです。

 

例えば、おでん。

 

ちくわや大根、卵にこんにゃく等々、様々な具材が鍋で踊る様子は見ているだけで楽しくなります。

 

日本酒があれば、最早天国ですね。

 

しかしながら、流石にイタリア料理店で其れを体験する事は叶いません・・・・・・と御思いでしょうけれど、実はあるのですよ。

 

そう、おでん。

 

まあ、厳密にいえば、おでんではないのですけれど、イタリア風のおでんと言いますか、其れに類する料理があるのです。

 

其の名は【ボリート】。

 

北イタリアはピエモンテの郷土料理なのですけれど、イタリア語で【煮る】という名の通り、様々な素材を似た料理なのです。

 

勿論、スタイルは家庭や店舗によって様々ですけれど、LA BETTOLA da Ochiai Toyamaのボリートは此方。

 

ぼりーと1.JPG

 

照明を当て過ぎた感が否めませんけれど、実に美味しそうです。

 

ぱっと見ただけでは何が何か解り難いかと思いますので、番号を振って御紹介します。

 

ぼりーと4.jpg

 

1.牛タン

2.牛ホホ

3.群馬県産秀味豚の肩ロース

4.佐賀県産麓赤鶏

5.コテキーノ(イタリアのサラミ)

6.富山県産の紅芯大根

7.富山県産の人参

8.富山県産のプチヴェール

 

見え辛いですけれど、チリメンキャベツや玉葱等も入っています。

 

色々な素材が共存する様子は、まさにおでん。

 

此のボリート、其のままでも充分過ぎる位に美味しいのですけれど、更に美味しくするアイテムが此方。

 

ぼりーと2.JPG

 

今度は照明が少な過ぎですね。

 

まあ、其れはさておき、薬味が2種類。

 

手前の赤い方が【ンドゥイヤ】。

 

以前にも紹介したカラブリア原産の唐辛子と豚のラルドを合わせたペストです。

 

唐辛子のピリッとした辛さと豚の脂の甘い余韻が感じられます。

 

奥の緑の方が【サルサヴェルデ】。

 

直訳すると緑色のソースという意味で、一口にサルサヴェルデといっても多様なのですけれど、今回はパセリやミント、ケッパーやシードルヴィネガー等を合わせたソースです。

 

ほのかな青味と爽やかな酸味が調和したソースはどの食材と合わせても相性抜群。

 

2種類の薬味と10種類程の素材、其の組み合わせは幾通りにも及びます。

 

そして、忘れてはいけないのはスープです。

 

様々な食材の旨味が溶け出したスープは、極上の一言に尽きます。

 

最早食材の為にスープが存在するのか、スープの為に食材が存在したのか解りません。

 

スープを味わって頂きたいが為に、エスプレッソカップに注いで、別に添えてある程ですからね。

 

確かな事は、どちらも美味しいという事だけです。

 

ぼりーと3.JPG

 

日本酒こそありませんけれど、皆様の御来店をスタッフ一同御待ち申し上げております。

ページトップへ

空白の昨年末。

カテゴリ:
2015年1月15日

 

雪が落ち着いたものの、未だ凍える日々が続いていますけれど、皆様は如何御過しでしょうか?

 

一月も既に半分を過ぎようとしている此のタイミングで、敢えて昨年末を振り返ろうかと思います。

 

先ずはクリスマス。

 

クリスマスに関しては、昨年同様にランチ、ディナー共にクリスマスの特別コースを御用意しました。

 

前菜は盛り合わせ。

 

ナターレ昼Anti.JPG

 

画像のメニューはランチのもので、ディナーは品数が増え、更に前菜の前に小前菜を提供させて頂きました。

 

パスタとメインディッシュに関しては、LA BETTOLA da Ochiaiの醍醐味ともいえるプリフィックスを採用。

 

ナターレ昼Primo.JPG

 

自負するのも何なのですけれど、クリスマスで此れだけチョイス可能なイタリアンは決して多くはないと思いますよ。

 

ナターレ昼Secondo.JPG

 

次からは料理の画像をいくつか。

 

【むぎやポークの自家製ソーセージとポルチーニ茸のスパゲティ】

さるぽる.JPG

 

【紅ズワイガニと九条ねぎのスパゲティ からすみがけ】

ずわい.JPG

 

【カラブリア特産の唐辛子ペスト“ンドゥイヤ”を効かせた激辛ミートソースのキタッラ】

辛みーと.JPG

 

【むぎやポークの自家製ソーセージと4種類のチーズのストロッツァプレティ】

Stフォルマッジ.JPG

 

【ふぐと白子、地場野菜のグラタン仕立て】

たこつぇ.JPG

 

【海老芋とヘーゼルナッツのトルテリーニ タラバガニと海老のサフランソース

とるてりーに2.JPG

 

【鹿肉と黒キャベツ、根菜の赤ワインソース ガルガネッリ】

鹿.JPG

 

【フジッリ アマトリチャーナ】

ふじっりあまとり.JPG

 

【モッツァレラチーズとバジリコ入り トマトソースのペンネ】

ぺんねかぷり.JPG

 

【秀味豚と林檎のリゾット ゴルゴンゾーラチーズ風味】

りぞ.JPG

 

【国産牛フィレ肉のソテー】

フィレ.JPG

 

【牛たんの赤ワイン煮込み フォアグラ添え】

リングア.JPG

 

【仔羊のロースト】

あばろー.JPG

 

【九州産の鰻のグリルとリードヴォーのフリット】

うなぎ.JPG

 

【真鱈と白子、車海老入り 魚介のスープ仕立て】

ズッパ.JPG

 

【オマール海老と帆立貝のシチリア風オーヴン焼き

アスティーチェ.JPG

 

 

【牛ホホ肉のカツレツ仕立て マルサラソース】

ガンツ.JPG

 

【苺のサンタクロース】

サンタ苺.JPG

 

そうこうしている内に時は過ぎて、年末。

 

昨年は税込¥9,000のオードブルを販売させて頂き、御陰様で完売でした。

 

オードブル.JPG

 

番外編として、クリスマス中の賄いの様子。

 

まかない1.JPG

 

LA BETTOLA da Ochiai Toyamaではカフェタイムとディナータイムの間のアイドルタイムに皆で一緒に賄いを食べています。

 

ジャンルは和洋中問わず、共通している事は其れが美味しいという事でしょうか。

 

此の日は珍しくイタリアン。

 

ナポリ風のピッツァやラザニア、リゾット等がテーブルに並びました。

 

気分だけでもクリスマスという事で乾杯。

 

まかない2.JPG

 

此の頃はスパークリングワインからフィルターでアルコール分を取り除いた本格的な味わいのノンアルコールスパークリングもあるのです。

 

駆け足にはなりましたけれど、此れでブログの更新が途絶えていた昨年の空白の年末が補完されたかと思います。

 

此れからはもう少し頻繁に更新出来たらと思う次第です。

 

皆さまのご来店をスタッフ一同お待ち申し上げておりますよ。

ページトップへ

明けましたね。

カテゴリ:
2015年1月 7日

 

明けまして御目出度う御座います。

 

年末から年始に掛けて富山では雪国らしい天候に見舞われていた訳ですけれど、皆様は如何御過しでしたでしょうか?

 

長目の冬期休暇を頂戴していた事もあり、きっと皆様はLA BETTOLA da Ochiai Toyamaに対して恋心にも似た愛おしさが募っていらした頃かと思います。

 

御待たせ致しました、本日からLA BETTOLA da Ochiai Toyamaのオープンです。

 

皆様に変わらず御愛顧頂ける様に、日々精進して参りますので、2015年も宜しく御願い致します。

 

皆様のご来店をスタッフ一同お待ち申し上げておりますよ。

 

羊.JPG

 

ページトップへ
Copyright © LA BETTOLA. All Rights Reserved.